自分にとって“芸を磨く”とは何かを
常に考えている。

山田雅人の芸の一つに競馬の架空実況中継がある。 よどみなく流れるような実況は、すべてが聞き取れる明瞭さを持ち、息つく間を全く感じさせないほどの滑らかさと、格段の集中力をもって完結する。 そんな芸を持つ山田が自らのライフワークをやっと見つけた。

それが「かたり」。

一人芝居でもなく、朗読でもなく、漫談でもなく、落語でもない。取材を重ね、現地を訪ね、辿り着いた真実に迫る。

時代がどんなに流れても忘れてはいけないことがある。「あきらめない」をテーマに語り始めました。

その日の観客の空気を感じながら

お客様と一緒につくりあげ

聞き手は、それを聞きながら頭の中に映像を浮かべる、それがかたりの世界。

かたりにゴールはないと山田はいう

さらに取材を重ね

進化するのが、かたりです。